ボンヤリズム

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【WEB】信号のない横断歩道で車止まります?


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「横断歩道でクルマが停まらない問題」どうすべきか? JAF調査結果、各地に波紋 | 乗りものニュース

 

以前からずっと感じるところがある問題だったので記事にしてみました。個人的な感想です。

 

海外生活でびっくりしたこと

90年代前半にオーストラリアに住んでいました。当初、様々なカルチャーショックを受けましたが、その中の1つにこの車と歩行者の関係があります。

 

オーストラリアは人口が少なく広大な土地を持つ国ですから、モータライゼーションが当時からすでに進んだ国でした。都市部は別として、都市部からほんのちょっと郊外に出ると完全に車社会です。

 

ところが、車の歩行者への対応はどこでも歩行者優先なのです。横断歩道がなくても、歩行者が車道を渡ろうとしていると、車は止まって歩行者へ道を譲ります。

 

今でもそうなのかは分かりません。しかし、その後住んだカナダでも同様でしたし、新婚旅行で訪れたフィンランドでも同じ光景を見ました。

 

帰国後逆カルチャーショック

オーストラリアで5年過ごして帰国しました。外国かぶれと言われればそれまでですが、やはり日本の車事情には残念な気分になりました。車は信号のない横断歩道で歩行者に全く道を譲ってくれません。

 

帰国当時、気持ちはオーストラリア人でしたから、車が来ていても恐れず横断歩道を渡っていました。今考えると恐ろしいことをしていましたが、日本では車の方が偉いので、よくクラクションを鳴らされました。1度はトラックの運転手とトラブルになったこともあります。(若気の至りでした。)

 

日本では普段優しい人なのに、車に乗ると人が変わったように乱暴になることがよく話に上がります。ところが、オーストラリアでは逆の光景をよく見ました。見るからに怖そうな入れ墨だらけでグラサンかけた髭面のおっさんが、普通に道を譲ってくれるのです。

 

日本という国は和を重んじる文化、他者へのおもてなしの文化があるはずなのに、車に関してはないんですよね。

 

もちろん外国でも人が変わったように運転時に乱暴になる人はいると思うので、過度な一般化はいけませんね。あくまでも個人的な体験をもとにした傾向の話です。

 

文化としてのモータライゼーション

日本では車は家庭のステータスから始まって、今は個人のステータスや個性の表現媒体の一部になっているような気がします。

 

持つこと自体が難しかった時代から、今はある意味自分の分身のような感覚ではないでしょうか?それは日本の車のCMを見ればなんとなくわかるような気がします。個性がキーワードで、購買層をかなり細かく別けて車を作っていますよね。

 

それに対して、少ないサンプルではありますが、オーストラリアなどでは車は実用的な道具として扱われている気がします。車はとにかく広い土地を移動するための手段としての道具です。ですからわたしが住んでいた頃のオーストラリアでの車のCMは丈夫さなど機能面を全面に出していた記憶があります。

 

この2つの考え方の違いが車社会での文化を異なるものにしたのではないでしょうか?(あくまでも経験的に感じるだけですが。)

 

車は自分らしさ

車の位置づけが個性となると、他者への視線が対立視線なりやすいのかなと推測します。歩行者VS車(車を象徴とした私)みたいな。

 

なので普段歩くことの多いわたしは、あくまでも個人的経験からにはなりますが、車にすごくエゴ(自己中心性)を感じるのです。このブログの最もアクセス数が多い記事の1つは、雨の日に車からの泥はねされた時の歩行者の記事です。

 

抑圧された自分を運転で表現?

その記事でも言及していますが、ここ数年特に車のエゴの強さを感じます。車=運転者の日頃我慢している自我。そんな感じです。

 

なので不必要にスピードを出す(自己顕示欲)、譲らない(行ったもん勝ち)、無駄なクラクションを鳴らす(怒りの発露)、ウィンカーを出さない(周囲への無関心)、そんな光景が増えています。近頃問題になっているあおり運転なども背景は同じような気がします。

 

問題の解決法はあるか?

わかりません。警察が取り締まったり、罰則を作っても文化は変らないでしょう。

 

わたしの提案は2つあります。ど素人の戯言ではありますが勇気を持って述べてみましょう。

 

  1. 免許更新期間を短くし、歩行者保護の指導頻度を上げる。
  2. 車の税金をバカ高くし、クルマの台数を減らす。

 

文化を変えるには新たな考え方を学習させる必要があります。時間はかかっても言い続けるしかありません。また、個性を売りにした車の販売方法ではなく、必要性の高い人に販売するという方法も必要かもしれません。

 

まあ2つ目は現実性がありませんね。(笑)

 

今は妻が車を運転していて、わたしは運転していません。もし運転するようになったら歩行者優先を実践します。

 

皆さんはどんな気持ちで運転しているでしょうか?

 

Life is the dancer and I am the dance.

 

 

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