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【読書】3月の読書まとめ 「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」から「ガニメデの優しい巨人」まで

今月はさほど数的には読めなかったが、久しぶりのSFに感動。ビジネス書よりから少しSFよりにしようかな。

  

3月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2535
ナイス数:49

ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)感想
いやー、めちゃくちゃ面白かった。SF的な視点の裏に人間存在論が見え隠れし、その生態の一部が人の苦しみの一つでもある的なスピリチュアルというか宗教的な神秘ささえ感じさせる作品だった。連作物とは知らずこの本から手を出してしまったが、第一作から読み直さなくては!なんかこう論理的に理路整然と、しかしどこかにロマンを感じさせ、人間とはなんぞや?という根源的な問にまで発展させるSF。素敵だなぁ。
読了日:03月29日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
労働時間革命   残業削減で業績向上! その仕組みが分かる労働時間革命 残業削減で業績向上! その仕組みが分かる感想
長時間労働こそが女性活躍や是から来るであろう介護離職などへの最も本質的な要因であるということを前提に、いかに効率的に働き労働時間を短縮するかについての本である。実際に大企業で成果を上げている著者の会社の関わった企業がケースとして紹介されている。やっていることは非常に基本的なことだけれど、どちらかというとナレッジワーカー向けの話が多く、自分が働く職場環境でどの程度導入可能かは疑問符が付いた。しかし本質的な部分で取り組むべき内容は変わらない。根拠も示しながら実例も挙げての参考になる本だった。
読了日:03月23日 著者:小室 淑恵
自分がいなくてもうまくいく仕組み自分がいなくてもうまくいく仕組み感想
自分の願望がそのままタイトルになっていたので読んでみたが、特段すごいことは書いていない。後半は自社のサービスの宣伝ぽい感じさえする。ただし自分が考えていたことがこの著者と大きくずれていないなと感じたのは、結局行きつくところは同じだという事だろう。
読了日:03月23日 著者:山本 敏行
満月の泥枕満月の泥枕感想
自分の娘がもし死んだら。そんなことを考えるたびに哀しみがこみあげてきて、なんて苦しいんだろうと思いながら読んだ。ストーリーは手の込んだストーリーだがその中で、一貫しているのはそうした人の悲しみや、何気ない関係性の温かみなどであったと思う。読ませる小説だが、伝わってくるものは比較的シンプル。いろんな伏線が回収されていくし、かなり緻密に練りこんだ小説のイメージ。
読了日:03月21日 著者:道尾 秀介
北欧の最新研究によるストレスがなくなる働き方北欧の最新研究によるストレスがなくなる働き方感想
ストレスマネジメントの本は結構読んできたが、この本は職場で管理職がスタッフに対してどうマネジメントするかが書かれてあり、結構実践的内容と言える。特にストレスを段階に分けて、その段階ごとにどうマネジメントするかの視点はこれまでにあまり見たことがない視点かもしれない。ストレスそのものへの対処法はどの本も似たり寄ったりだがこの本でも同じだ。しかし知識として得たとしても、実際に現場で実行できるかが一番の問題。そしてスタッフのストレスに気づける機会をちゃんと作っているのか?信頼関係はそもそもあるのか?そこが大事だ。
読了日:03月18日 著者:マリーネ・フリース・アナスン,マリー・キングストン
やりたいことがさくっと実現する インバスケット的「根回し」仕事術やりたいことがさくっと実現する インバスケット的「根回し」仕事術感想
僕は根回しが好きな方で、何かと根回しをするタイプだ。というのも新しいことを始めることが好きなので、うまく物事を運ぶためには自分より権限が上にある人の同意が必要だったり、仲間の協力が必要だったりするからだ。最初は仕事をうまくいかせるためにやっていた根回しだけど、気が付くと実はそれが信頼関係づくりにもなっている。ここがすごく大事なことで、要はコミュニケーションとかリーダーシップにも通じる部分。根回しっていうとなんかネガティブなイメージあるけど、全然そんなことなくて大事な「準備」過程だと思うべきだと思う。
読了日:03月14日 著者:鳥原隆志
実践するドラッカー【行動編】実践するドラッカー【行動編】感想
ドラッカーの本はマンガも含めて何冊も読んでいるが、書いてあることは基本中の基本だ。それだけに何度読んでも、あ、やってねえとか、あ、忘れてたとか、そんな気にさせる内容だ。この本はシリーズ物の中の一冊だが、ワークが各章に設定されている。読み終わってからワークを紙に書きだすまではしないもののやってみたが、案外答えがすんなり出ないものも多かった。何となく働いて、何となく仕事をして、何となく結果を出している気分だが、ドラッカーを読むと何だかその何となくやってるなという部分に気づく。そういう意味で何度読んでも新鮮だ。
読了日:03月14日 著者:佐藤 等
リーダーのための「レジリエンス」入門 (PHPビジネス新書)リーダーのための「レジリエンス」入門 (PHPビジネス新書)感想
様々な経営者が紹介されながらレジリエンス、すなわち逆境から立ちおりリーダーシップを発揮した成功者が紹介される。レジリエンスに必要なものは分かったと思う。この手の本は結構読んでるから。しかしやはり現場に出ると本に書かれているようにはいかないのも事実で、そこが悩ましいところである。もちろん後天的に学べる部分もあるのだろうが、どこか環境に影響される部分、自分自身ではどうしようもない部分もあるんじゃないのかなというのが正直な感想だな。いい意味でのあきらめもレジリエンスの1つだと思えば、それもありだけど。
読了日:03月12日 著者:久世 浩司
ネガティブ・ケイパビリティ  答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書)ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書)感想
世の中には答えが出る問題と出ない問題がある。答えが出ない問題に対してどう向かうのか?そこにネガティブ・ケイパビリティというのが適当なのではないか?という精神科医の考察だ。カタカナ語で曖昧な概念な気がするが、敢えて日本語にするなら「待つ力」かなと思う。日本語には、「日にち薬」や「時間が解決してくれる」という言葉があるが、そうした感覚が今の時代足りてないという指摘も込めた本かなと思った。分からないことは何でもグーグル。僕もそのタイプだが、分からないものはわからないままでもいいかなとこれからは思おう。
読了日:03月05日 著者:帚木蓬生

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