ボンヤリズム

Life is the dancer and I am the dance.

【読書】2月の読書まとめ 「「本当の大人」になるための心理学」から「モチベーション3.0」まで

2月はあまり読めなかった。というより読む気にならない日が多かったというべきかな。でも読んだ本はみんな面白かったな。 

 

2月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1993
ナイス数:19

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社+α文庫)モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社+α文庫)感想
落ち込んだ。自分のやっているマネジメントが実は自己中の範囲からほとんど出ていないことに気づかされた気分だ。決してアメとムチで職場のモチベーションを挙げようと考えていたわけではないが、読んで考えれば考えるほど、根底には僕はスタッフを信用していないということが明らかになってきてひたすら落ち込んだ。僕自身が自分はモチベーション3.0で動く人間であると思っているうぬぼれの裏返しみたいな部分もあるかなあ。ちょっと根本的な考え方というか仕事への向かい方を考え直さなきゃいけないきっかけとなる本になった。
読了日:02月27日 著者:ダニエル・ピンク
おしまいの日おしまいの日感想
どんなオチが待っているのだろうか?どうなって行くんだろうか?と先の展開を期待させるスリリングな展開にドキドキしながら読んだ。最後のオチ的なところは思っていたタイプのオチではなかったけれど、なんだかジワーっとくる終わり方だった。単にその時代を風刺するわけでもなく、単なる愛情物語を書くのでもなく、現実と妄想の行き来の中で一体この時代は現実なのか妄想なのか?実はよくわかんないよね。みたいなところから世を問う物語とも言えるかもしれない。
読了日:02月22日 著者:新井 素子
天の光はすべて星 (ハヤカワ文庫 SF フ 1-4)天の光はすべて星 (ハヤカワ文庫 SF フ 1-4)感想
なんとも意味深なタイトルで、タイトルだけでいろんな想像を働かせることができる秀逸なタイトルだと思う。そしてこの本が1950年代に書かれたことにただ驚愕するばかりだ。内容はSFには珍しくロマンティックさと粗雑さを前に押し出したもので、いわゆるハードSFのような緻密さは感じない。理解できないままにその緻密さに惚れ惚れするのが僕のハードSFの楽しみ方なのだが、そういう意味ではこの作品の比較的単純な作風は好みではない。ただ宇宙というものを単なる科学的な宇宙と捉えずに神秘性を持たせている部分に不思議な印象を持った。
読了日:02月14日 著者:フレドリック・ブラウン
あなたの脳のはなし:神経科学者が解き明かす意識の謎あなたの脳のはなし:神経科学者が解き明かす意識の謎感想
わかりやすく最新の脳科学を教えてくれる良書。昔から議論されている内容に加え最近話題になっているAIの話も盛り込まれ、知的興奮を与えてくれる。私という存在が哲学的にではなく、脳科学的にチャレンジされていく過程は楽しくてたまらない。結局私達は「わたし」であることの根拠を科学的には持っていない。状況証拠だけである。と考える私も本当の私なのか?何かの拍子に出てきた単なる結果かもしれない。宇宙もそうだが、脳も突き詰めれば突き詰めるほど人間を超越した何かに迫っていく感じそのものが人間の存在の限界を示唆しているのかも。
読了日:02月12日 著者:デイヴィッド・ イーグルマン
フラニーとゾーイー (新潮文庫)フラニーとゾーイー (新潮文庫)感想
いやー読み切るのに忍耐力の要る本だった。若者の感性とかみずみずしさとか、さほど感じなかったのは時代のせいか?それとも僕のせいか?冗長なセリフ回しに細か過ぎる描写。イライラした。(笑)出版年が1976年。実際に本が書かれたのが60年代だから、その時代背景の中でしか分からない若者の悩みみたいなものもあるのかな。でも、確かに若い時は僕自身もくどい感じだったかもね。そういう意味ではイライラさせるほど上手に若者のくどさを描いた小説なのかもしれない。
読了日:02月09日 著者:サリンジャー
OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜びOPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び感想
家族が突然亡くなったら、どんな気分になりどんな生活を送るのか、自分は想像できない。だけどその辛さは想像しようと試みるだけでも少し感じることはできる。そうした想像のできない範疇にある逆境をどう乗り越えていったか?人間の持つ回復する力(レジリエンス)をどう引き出していくのかについて非常に丁寧に、また体験ベースで書かれた本である。著者はレジリエンスは一つの技術だと説く。耐え難い悲劇の中で、そうした技術を身に付けることのしんどさはあるだろうけど、それでも人は生きていかなきゃいけない。今後もどこかで役立ちそうな本。
読了日:02月06日 著者:シェリル・サンドバーグ,アダム・グラント
「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟 (集英社新書)「本当の大人」になるための心理学 心理療法家が説く心の成熟 (集英社新書)感想
いつから日本これだけ自己中な人の多い国になったのだろうと思う。質が悪いのは周りの人の目を意識して「和」と言う言葉を出しながら自己中であるということだ。これってある意味神経症的でもある。どこか覚悟のないエゴ。本当の大人に成長できない人が多いことの要因を心理学的視点から実にうまく解説されている本だなと思った。でもこうしたことに気づける時期って限られているような気がする。というのもこれって社会自体の持つ神経症的な傾向だから、なかなか個人で気づくのは難しそう。精神的に一度死ねないと気が付かない。
読了日:02月03日 著者:諸富 祥彦

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