ボンヤリズム

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【読書】フラニーとゾーイー サリンジャー

 

フラニーとゾーイー (新潮文庫)

フラニーとゾーイー (新潮文庫)

 

 

何をきっかけにこの本を手に取ったか忘れた。薄い本の割に読み進めるのが結構大変で、最後の方は負けるものか的な気分で読んだ。

 

サリンジャーの名前は知っているし、その代表作が「ライ麦畑でつかまえて」だということも知識としてはあるが、作品を読むのは初めてだ。そんなに有名な人の本だからどれだけ面白いのだろうという期待感がありすぎたかもしれない。

 

大学生の女の子と、その5歳上のお兄さんが出てきて色々とおしゃべりをするのが主体の本だが、僕には感動も感激も涙も笑いも衝撃も何も感情が起こらないまま終わった本だった。宗教的な話やエゴの話を中心に、あーでもないこーでもないと葉巻やたばこを吸いながら語るシーンが、妙に細かすぎてイラつく。(笑)

 

あー、イラつくという感情は起こったか。(笑)

 

この本が出版されたのが1976年。著作自体は1960年代だから、その時代の若者の感性が分かりにくいのかな。でも1976年頃にこの本を読んだのがティーンから20代の人たちなら、今ちょうど60代以上の人たちか。

 

高度成長期の真っ只中にこの本を読んで何を感じたんだろうね。このフラニーのように自己中心的な人たちの多さに嘆いていたんだろうか。

 

Life is the dancer and I am the dance.

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