ボンヤリズム

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【読書】挫折力 - 一流になれる50の思考・行動術 冨山和彦

 

挫折力―一流になれる50の思考・行動術 (PHPビジネス新書)

挫折力―一流になれる50の思考・行動術 (PHPビジネス新書)

 

 

東大出ました。みたいな感じの顔の方である。(偏見)

 

結構、著者自身の話が出てきたり、歴史的な話なども多く出でてきていて、教養のない僕にはすごく上段から押し込まれている気分で読んだ。

 

この方の感じた挫折と、僕ごときが感じた挫折はその舞台のレベルが違いすぎるんだろうなあと思った。一つ一つのエピソードに特に強い印象を持つことはなかったけれど一つだけ確信したことがある。

 

それは挫折はしようと思ってするものじゃないということ。

 

だから「挫折力」って言葉にはどこか矛盾がある。だって挫折しようと思って生きている人はいないでしょ?

 

挫折が生まれる条件っていくつかあると思う。

 

  1. 自分が未熟であるという認識がないこと
  2. 身の丈に合わない無謀なことに挑戦すること
  3. その挑戦に失敗して「ダメだー」と本気で落ち込むこと

 

要は無茶したことのある人じゃないと挫折は生まれないってことであり、そこには何かしらの行動力が必要だということになる。

 

例えば、僕のしょうもない挫折の一つとして挙げるなら、サラリーマン時代に僕は仕事の速い方だったんだけど、先輩にアホみたいに仕事の速い人がいて、あれは挫折だったなあ。1、僕は自信があった。2、先輩に負けない位早くなろうと試みた。3、全然かなわなかった。(10年早いよ的な顔された)

 

話は横道それるけど、その先輩は仕事はめちゃ早だったけど、逆に言うとそうした職人的な部分だけがすごくて、同期の中では出世は遅かった。僕が辞めた後に、少し心を病んで転職されたそうだから、彼もまた別の部分で挫折したんだろうな。

 

医療業界、特に僕の職場に限定すると、そうした失敗経験の少ない人が結構多い。案外純粋培養だ。そして強い立場で仕事をする。相手は弱い立場の患者さんだから。これはとても危険なこと。

 

なので管理者としていかにそうした感覚から脱して、いかに弱さの分かる感性を皆に身に付けてもらうかが一つの課題だと思っている。

 

失敗は成功のもと。弱さは強さ。そういう良い意味での矛盾として「挫折力」という矛盾した言葉を理解したい。

 

Life is the dancer and I am the dance.

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