ボンヤリズム

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【読書】働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」 川添愛

 

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット  人工知能から考える「人と言葉」

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」

 

 

傑作のひとつだと思う。でも小説じゃないし、興味の無い人にはさっぱりちんぷんかんぷんのまま終わる可能性のある本だが、僕には久しぶりの傑作だと感じた。

 

理由としては僕自身が言語学をやっていたということもあり、言語にまつわる話は大好きだからとういのがある。言語というより「ことば」というものに高校生くらいの時から興味があった。

 

この本は人間の言語活動を、機械が言葉を獲得できるかということと比較し、それをイソップ物語調のストーリーテリングで紹介している。この語り口は秀逸だ。

 

ここまで深く言葉を突き詰めていくと、結局のところ人間がなぜ言語を操れるのか実はよくわかんね~と言うところに行きつく。だけど、そこに行きつくまで考える人が言語学者ぐらいしかいない。

 

言語、ことばって普通だもんね。人間は思考する上で言語が必要だ。けどそんな当たり前のもののことについて考えるってことを普段僕らはしないわけだから。

 

僕は言葉に障害を持った方と接することが多いのだけれど、この本で書かれていることはとても興味深い。機会が習得する限界がこの本では書かれているのだけれど、それだけ人間が言葉を操ることの複雑さとその神秘が際立つ。そう考えると、言葉に障害を持った方の言葉の再習得ってなかなか困難な道のりだなあって思った。

 

機械の様にはいかないということだよね。

 

言語や流行り始めてるAIについて興味がある方はぜひ一読してみて欲しい。

 

Life is the dancer and I am the dance.

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