ボンヤリズム

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【読書】精神科医は腹の底で何を考えているか 春日武彦

 

精神科医は腹の底で何を考えているか (幻冬舎新書)

精神科医は腹の底で何を考えているか (幻冬舎新書)

 

 

先日、精神科医認知症に関する講義を聴きに行ったのだが、エビデンスを示しながら面白い講義だった。認知症は40代ぐらいからの生活習慣で、すでにその兆候を示す要因が決まってくるというのだ。

 

アミロイド何とかというたんぱく質が脳内にたまるのが原因のようだが、中年期の食生活や運動量などによってそのたんぱく質の増加の要因は決まってくるらしい。

 

なので認知症の予防は本来中年期から始めなければいけないが、そんな認識はまだ世間一般ではないよね。その精神科の先生の講義はとてもエビデンスに富んでいて面白かった。

 

さて今回の本は同じ精神科医の本である。しかしエビデンスで医療を語るのではなく、精神科医の苦悩と言うか患者を通して巡り巡る精神科医の思考の世界を語る本だ。

 

実は途中でかなり飽きてしまってやめようかとは思ったのだけれど、頑張って最後まで読んでみた。何か具体的な事柄やエピソードで取り上げることはない。

 

全体の印象としては、精神科医もある意味深い深い思考をぐるぐるまわしていて、どちらかというと患者さんに一番近い立場にいるのが精神科医なのかななんて思ってしまった。裏の裏の裏まで緻密に人の精神構造を読み解こうとする態度は、なかなかその辺の内科医にはできないだろう。ましてや外科医みたいに切れるところはないしね。

 

いやはや難しい世界だよね。僕はもう一つ本の面白みを感じられなかった。でも、精神科の底では、結構考えに考えてるんだなってことがわかった。そうじゃない医師もいやだけど。(笑)

 

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