ボンヤリズム

自然に自然に。この瞬間を楽しみましょう。

【読書】凍 沢木耕太郎

 

凍 (新潮文庫)

凍 (新潮文庫)

 

 

山登りのノンフィクションである。山登りと書くと、なんだかハイキングみたいな雰囲気がしないでもないが、実際はもっとすごい山登りの人の話である。

 

どうしてこんなに命の危険を冒してまで山に登るのか?「そこに山があるから。」と答えたのは誰だっけ?マロニーだっけ?エベレストにまだ遺体が残ってる人だったかな。

 

僕はマラソンを走っていて、この本の主人公ほどではないが自分の中での体力の限界や精神の限界らしきものを経験している。らしきものというのは、たぶんその時点での限界点はあっても、それが本当の限界ではないだろうからだ。

 

自分で出場するのを決めておきながら、途中でなんで俺はこんな苦しい事しなきゃならないんだ?と問う自分が毎回いた。フルマラソン以上の大会に出たことのあるランナーなら一度は問うたことのある問いだろう。

 

なんでだろうね?たぶん「そこに道があるから。」になるだろうか?

 

NHK-BSでたまにグレートレースを観るのだが、あのような極限状態を経験するレースに出ている人たちはどこか実際には温厚な感じの方が多い。極度に自分を追い込んだ先には、自分の弱さを感じずにはいられない何かしらの境地があるのだと思う。

 

フルマラソンを走った後や、オープンウォータースイムで長い距離を泳いだ後は、なぜか優しくなれるもんね。

 

僕は普通の山登りにはさほど興味はないけれど、富士登山競争は一回出てみたいなあ。練習しろってか。

 

Life is the dancer and I am the dance.

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