ボンヤリズム

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【読書】「学力」の経済学 中室牧子

 

「学力」の経済学

「学力」の経済学

 

 

とても面白い本だった。教育を科学で読み解く。というか今までエビデンスの無い教育をやっていたのか!?と逆に驚きである。

 

少人数制の話とか、非認知能力が大事とか、いろいろと面白いトピックスとキーワードが出てくる。とても面白いんだけど、読んでいてずっと感じていたのは、俺が受けていた教育って一体何だったんだ?という脱力感である。

 

僕はいわゆる団塊ジュニアの走り世代で、高校卒業時にバブルがはじけた世代である。いわゆるマンモス学校がうじゃうじゃできた時代である。特に都会でね。ちなみに中学3年生の時は13組だった。

 

クラスの多さもそうだけど、一クラスの人数も40人超えてたと思うなあ。受験も厳しい時代だった。親にも「勉強しろ勉強しろ」言われて育ったし、なんか競争競争の世界で息苦しかった時代だったのを覚えている。

 

で、この本を読んだら、なんだよ!あの頃の教育ってめちゃくちゃじゃねーか。という気分になった。結構、日本って適当な教育やってたし、もしかしたら今もそうなのかもね~なんて考えながら、前川前事務次官の顔を思い浮かべた次第だ。

 

後半はちょっと理屈っぽい話が多くて飽きちゃうけど、言わんとしている主張は十分に理解できる本だ。個人的には「経済学」というものの視点を、初めてちゃんと理解できた本になったなと思った。

 

旧来の学問を組み合わせることで、本来のもともとの視点がよくわかるってことだね。これこそ学際的広がりであり、そのことによる本質への到達だね。

 

Life is the dancer and I am the dance.

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