生きていく上で、ちょっとした感情の変化は誰にでもあるわけだが、そこにとらわれるなかれ。というののが莫妄想という禅語。
確かに、要らぬ不安や怒り、そして悲しみというのはあるだろう。考えても仕方のないことを考えることが病的になってしまう人さえいる。
冷静さをもって生を見つめよ。その通りだ。けれど、そうもいかないよね。
僕自身は外面にはそうした妄想はないように見える人らしいが、実は結構不安や怒りを内に秘める方で、そのたびに「いかんいかん」と自分を抑える方だ。
そうした自分を見つめなおしてみると、実は要らぬ不安、怒り、悲しみなどは時間軸的には、未来か過去のことなんだよね。「いま」の話じゃないことで悩んでいる。そして、空間軸的には「ここ」の話じゃないんだよね。
チクセントミハイという人の言う「フロー」の状態に人生においても入りたいけど、なかなか難しいね。なのでいつでも莫妄想と自分に言い続けなきゃいけない。
辛いな人生は。(笑)
Life is the dancer and I am the dance.