ボンヤリズム

Life is the dancer and I am the dance.

【読書】自分の時間を取り戻そう  ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 

 

小説「モモ」を読んだ後にこの本を読むって、なんか偶然にしては何かしらの縁を感じる。(笑)

 

書いてある内容は、非常に合理的。「生産性」がキーワードだけど、高度成長期の時に求められた生産性とは違う生産性だ。

 

高度成長期に求められた生産性は、国としての生産性で、国民全体が同じ夢を追いかけ同じ努力をすることで、高い生産性を維持しようとしたわけだ。しかし、この著者の言う生産性は、今のある意味成長がゆるやかになり、どちらかというと多様性が重要視され、様々な価値観が出てきている時代における個人の「生産性」だろう。

 

多様性に富み、価値観の広がり、インフラの大きな変化から、多種多様な情報が溢れる時代でもある。ある意味変化の速い時代でもある。その中で自分の軸をしっかりもっていないと、どんどん自分を消費することになる。そんなニュアンスの本かな。

 

それにしても、語っていることは真っ当なんだけど、常にクールな感じがつきまとう著者だなって感じた。どこかで突き放した感があるのは、僕の個人的な感覚かなあ。まあ、僕も職場ではクールな仏みたいな言い方されることあるし、他人のことは言えないけど。

 

さて、前回紹介した小説「モモ」は灰色の男たちから自分の時間を取り戻したわけだけど、そこに生産性の概念はなかった。どちらかというと灰色の男たちの方が生産性という言葉を一つのツールにしていたような印象さえある。

 

しかし、思い出してみるとモモたちの灰色の男たちが現れる前の生活は、

 

  • さほど働く時間が長くなかった
  • 地域の人が助け合っていた
  • 楽しい時間を自分たちで作り出していた

 

これ、実はこの本の著者が言いたい生産性の話に直結しないだろうか?

 

  • 働く時間を減らす
  • 自分の時間を誰かに助けてもらうことでカバーする
  • 幸せという手に入れたい成果を得ている

 

ちょいと強引なつなげ方かもしれないが、たまたま続けて読んだ本に何か共通項がありそうな気がしていたので、自分なりにそれを見つけ出す作業にしてみた。

 

僕は著者の言う自分の時間を取り戻すための生産性を、30代後半から常日頃から考えてきたほうだと思う。

 

なので、家では子育てで若干ノイローゼ気味の妻に、ベビーシッターを一日だけ頼むとか、もう少し自分の時間を作るようにしたら?とか提案するし、職場でも効率的な働き方を随分推進しているが、妻は子育てをお金で解決することに罪悪感があるとの返事だし、効率的な働き方ができていないスタッフは結局自分の人生で何がしたいのかが明確じゃないのだなと感じる。

 

なかなか分かってもらえないんだよね。こういうのってクールなだけじゃダメなのかな。そんな思いでこの本も賛同しつつでも反省しながら読んだ。

 

Life is the dancer and I am the dance.