ボンヤリズム

Life is the dancer and I am the dance.

【読書】7つの習慣(13) 第一の習慣 Be Proactive (2)

 

7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣-成功には原則があった!

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 1996/12/25
  • メディア: 単行本
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 第一の習慣の2回目。

 

 刺激と反応の間に、「選択」がある。そこに自由が存在する。著者はその話を、ヴィクトール・フランクルの話に絡めて進めていく。フランクルの本を読んだが、やっぱり印象には強く残っている。

 

夜と霧 新版

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フランクル精神科医であり、しかもおかれた環境がかなり特殊だった。それにしても、フランクルがこの刺激と反応の間に選択があり、それが人間の自由なのだという発見をし、それをこうした本にまとめることのすごさを感じずにはいられない。

 

それと同じように、この第一の習慣の章で僕が目からうろこだった部分がある。それが"Responsibility"の説明だ。日本語訳本ではどう説明されているのだろうか。

 

著者は、音節で区切って協調する。"Responsibility"とは"Response"+"ability"であると。

 

これ、昔言語学をちょっとかじっていた僕にとっては、言われてみてば形態論的にそうだよな!という気づきだった。要は、そのまま直訳すると、反応する能力こそが責任であると。

 

だから先ほどの刺激と反応の間に選択がある。そしてそれが自由という話とつなげてみると、自由とは責任であるともいえる。逆に責任が持てる人は自由であるとも言える。

 

前回取り上げた更衣室での話でいうと、組織において上層部のふがいなさや同僚の無能ぶりという刺激に対して、愚痴という反応をするも、自分のできることをすることしていけばいいと反応するも、実は選択の問題であるのだ。そして、それは僕らに与えられた自由でもあり、そこでどのような選択をする能力があるのか?が責任の有無に直結する。

 

この話はかなり説得力あるよね。著者はこの能力を人間を人間たらしめる能力として、動物とは決定的に違うところと主張するが、そこは僕は全然賛成しない。

 

それは人間が知り得る範囲で動物の世界を見た時にはそうかもしれないが、動物はすごいぞたぶん。すくなくともアリの社会的行動は人間は真似できないんじゃ?クマムシみたいな生命力を人間は持てないのでは?海の哺乳動物みたいな呼吸能力を発揮できないのでは?

 

もちろん人間の考える力が、それを代償する技術を生んできていることは確かだが、たぶん動物の世界には人間が追い付けない能力が潜在的にある。そうした謙虚な考えは必要だと思う。

 

人間は自然の一部だという認識の下、どう刺激に反応していくかという人間らしさを発揮することは重要だろう。

 

さて、まだ第一の習慣の話は続く。こうした高度な習慣を簡単に身に付けられると思う?この本は罪作りな本だよな。

 

 僕はこのオーディオブックを聴いた上での解釈を書いている。自己流の解釈であることをご理解の上お読みいただきたい。

 

Life is the dancer and I am the dance.