ボンヤリズム

Life is the dancer and I am the dance.

【読書】成功するのに目標はいらない!-人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方

 

成功するのに目標はいらない!―人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方

成功するのに目標はいらない!―人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方

 

 

古い自己啓発本だが、この本には思い出がある。

 

この本が出版されたのが2007年7月。実は僕は今の職場をいったん辞めた年月だ。そう、僕は今の職場にその数か月後に出戻りした。

 

この2007年7月はある意味僕の生き方が大きく変わった時であって、その時に書店に平積みされていたのがこの本である。

 

軽薄なビジネス書や自己啓発書の類を買いまくっては、読みもせず部屋に積んである状態で、何の行動もしていない時期だ。その当時、自分は「何者かである」と思っていた。しかし、現実的には「何者でもない」ことを突き付けられた。そんな時期だった。

 

自己啓発書の類を見ればビジョンや目標の必要性が多く書いてある中で、僕自身何のビジョンも目標も見いだせない状態だったから、この本のタイトルがどれだけ誘惑的だったか。

 

しかし、なぜか僕はこの本を買わなかった。

 

それから数年後、医療介護従事者向けの研修で「アドラー心理学」を題材にした何かの講演会が格安であったから参加してみた。この人が講師だった。すごくスピーチの上手な人だったのだけが記憶にある。役者かと思ったくらいだ。

 

ま、思い出話はそれくらいにしとく。(笑)

 

で、今、僕自身は出戻った職場で、責任者をやっている。あれから10年。出戻りが責任者になっちゃったのである。で、今何をしているかというと、スタッフたちに目標を立てさせているのである。ここ笑うところ。(僕はこれを思うたびに笑っちゃう)

 

僕自身は紆余曲折を経て、「目標なんてくそくらえ」という考え方を持っている。しかし、それは人生においての話。だって、人生の目的は生きること。ってなると、いやでもしないといけないことは少しずつ定まって来るでしょ?

 

しかし、そんな僕でも仕事では目標が大事だと思っている。別に達成できる必要はないが、目標を立てそこに至るための過程を考えるのは仕事としてすごく大事なことだ。仕事は結果だからね。

 

で、この本だけど、タイトルにある「成功するのに」って部分がうさんくさいよね。何をもって成功とするのか僕には分からないけど、読者の心の中に「成功」の定義がちゃんとなければ、読むこと自体に意味がない。

 

ちなみに僕は生まれてきたこと自体がすでに成功で、生きて死ぬというプロセスそのものに最初から失敗さえないと思ってる。考えがでかすぎ?でも、これがこの本の中で重要視している「自分軸」なんだから仕方がない。

 

職場ではそんな話一切しないけどね。(笑)

 

理念やビジョン、目標なんかは組織として必要だから作った。しかし、それらは一つの手技として使っているだけで、そこに何の本質もない。というのも、組織には多種多様な人がいるから、何か秩序を作らないといけないだけ。

 

本質的に自分の仕事の価値観やビジョンを持っている個人は、理念やビジョンなんて示さなくても勝手にやってくれるよ。そうじゃない人のための枠組みとして、こうした目標とかは使える技だとは思う。

 

けど、人生にそんな技使いたいかね?まあ、僕も四十半ばを過ぎて、軸があるからこう感じだけで、若い人には必要なのかなあ。でも、これが答えじゃないことは僕自身の若いころの経験からは断言できる。

 

若い人はとにかく何でもすることで自分軸が見えてくる。本読んでワークして見つけるものじゃないかもね。

 

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