ボンヤリズム

Life is the dancer and I am the dance.

【読書】7つの習慣(8) "inside out"の考え方について

 

7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣-成功には原則があった!

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 1996/12/25
  • メディア: 単行本
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"inside out"の考え方について書いておこうと思う。前回も書いたように、僕はこれをパラダイムだとかprincipleだとか思わない。別に自然の法則でもなんでもない。

 

なぜなら僕らはoutsideからの影響なしに生きられないからだ。その証拠なんて上げる必要もないだろう。

 

あなたが外に出て、道を歩いている時、外からの影響を受けずに歩くことができるだろうか?そして、それによってあなたの行動が変わり、考え方が変わることだってあるだろう。

 

ひらめきだって、そうした自分の意志とは関係のないところで発生するものだ。だから僕は"outside in"の方がよっぽど自然の法則だと考えている。という前提の下で、この"inside out"の「考え方」に関する解釈を述べてみたい。

 

非常に簡単すぎて笑われるかもしれないが、一言である。

 

「自ら動く」

 

それだけである。外からの影響は免れない。それでも自ら動くことに意味があるというのが、この"inside out"の考え方だ。それはもっというと責任や覚悟の話である。

 

外からの影響は免れないが、自ら動くには自らの責任と覚悟が付帯する。外からの影響も考慮した上で、それでもなお自ら動くことは、自分の生き方に責任と覚悟が必要だ。外の影響にどう反応し、その結果をどう受け取るかだって、結局自分しかいないのだ。

 

ダブルバインド的な話だが、実は生きるとはダブルバインドなのだ。

 

名前一つ取ってもそうだ。名前は自分じゃない。外から授けられたもので、自分とは関係性の存在でしかない。その関係性の中で、名前が僕らの社会での個人としての識別を行う。名前によって個人として立ち上げられているわけで、名前が自分ではない。

 

しかし、僕らは行動を起こせる存在でもある。外側に対して働きかけることも可能だ。ダブルバインドと書いたが、逆を言えば相互依存だ。外からの働きかけに恩恵を受けつつ、自らも動く。そして外側がまたその動きに反応に、あなたに働きかける。その働きかけによって、さらにあなたは自ら動く。

 

"inside out"とは内側から外へという意味だが、それは言ってみれば、

 

"out"はあなたにコントロールできないのだから、コントロールできるのは"inside"だけだろ?

 

という意味でもある。

 

僕たちは"outside in"で存在を定義される。だからこそ、動かせるのは"inside"だけなのだ。

 

あなたは降っている雨に文句を言ってないだろうか?その文句を言っている雨は自然の法則であり、あなたはどうすることもできない。自然の営みの中に組み込まれた天気でしかない。そして、人間もその自然の営みの一部で、お互いに影響を受ける。その雨に影響を受けつつも、どう感じどう行動するかは、あなたが決められる。

 

自ら動くとはそういうことだ。それが"inside out"なのだ。この考え方はこの本の根幹をなす考え方だと思う。「考え方」としてね。決してこれがパラダイムやprincipleではないことをくどいようだが言っておきたい。なぜなら、"inside out"の考え方を持つには努力が必要だからだ。

 

 僕はこのオーディオブックを聴いて解釈しています。日本語訳も僕の解釈で訳していますのでご了承ください。

 

Life is the dancer and I am the dance.