マニュアル作りは何度か経験があるが、手間がかかって大変な割にみんな読まない。読まれないのが分かるから、無駄な労力と感じ、更新しなくなる。
たぶん中小企業にお勤めの方は、同じ経験されているはず。そのマニュアルをもって、仕組み作りと言われても、まあ無印さんレベルだからできるんでしょうねと思ってしまう。
いや企業の大きさの問題じゃないのかもしれない。著者のような仕組みやマニュアル作りの意義を、きちんと体系化できる経営者の存在の有無だけの話なのかもしれない。
ちなみに僕の部署は前の責任者時代に、マニュアル作りをした。その後、担当者もおらずほったらかしだったが、僕が責任者になってからちょこちょこ修正している。
しかし、問題はいくつもある。一つは修正にもなかなか時間を作れないということ。そしてマニュアルを変更している間に業務がどんどん変わること。そしてそんなこんなで更新が追い付かず、古いマニュアルとなり結局誰も参照しないこと。
問題というか、致命的。マニュアルの意義なし!(笑)
マニュアル作りが一つの仕事になったら、マニュアル作りのためのマニュアル作りが必要になるみたいな、一つのジョークになりそうだ。なので、うちではマニュアルにはもう期待を持っていない。(データとしてはあるし、たまに直しているけど)
もちろん基準になるものは必要なんで、業務基準書は作って、今はそちらをメインにし、教育制度の中で細かい方法を伝える方法にしている。
社内LANさえうまく使えてないうちには、なかなか仕組み作りは難しい問題だ。これが中小病院の実態なのか、うちだけなのか。別にそれを知ったところで、現実は目の前に広がっているのだから、その中でどうするか考えるしかないね。
Life is the dancer and I am the dance.