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ボンヤリズム

Life is the dancer and I am the dance.

4月の読書まとめ 「希望という名の絶望」から「一流の睡眠」まで

4月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:2713
ナイス数:57

一流の睡眠―――「MBA×コンサルタント」の医師が教える快眠戦略一流の睡眠―――「MBA×コンサルタント」の医師が教える快眠戦略感想
感心したのは、「一流の」というキャッチ―なタイトルの言葉に、ちゃんと定義を書いてくれている事。多くのキャッチ―なタイトルは、その言葉の定義をしいないことが多いから、珍しい。タイトルの意味をちゃんと理解するって本を読む時にすごく大事。何が書いてあるのだろう?本当なんだろうか?というクリティカルな視点で本を読めるかどうかの最初の要素だ。最近の睡眠関連の本と比べ、特別目新しい内容はない。目次だけでも内容の5割以上は理解できる。実践できることがあれば実践するべき。睡眠は大事。日本人はもっとちゃんと眠らないと。
読了日:04月29日 著者:裴 英洙
申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。感想
コンサル系の人が書いた本は数多く読んできた。その中でもこの本は珍しい。コンサルによるコンサル批判だ。小さな事業所で働く僕は、この手の本に紹介されるフレームワークや分析手法を通して知恵を借りているが、現実にはうまく行かないことが多い。そこは自分の能力不足が大きいのかなあとため息をつくのだが、この本を読んである意味勇気づけられた。どんなマネジメント手段においても、信頼関係の構築を省いて成立するものはない。その辺りにこの本は主眼を置いている。ツールや仕組みは大事だが、その前提には「人」がある。
読了日:04月27日 著者:カレン・フェラン
火花 (文春文庫)火花 (文春文庫)感想
ブームのほとぼりも冷めたところで読んでみた。読み終わった最初の感想は、「うわぁ、なんだこの余韻は。」だった。主人公はどうしてもピースの又吉にしか思えないんだけど、それはそれでちゃんと成立していて、まともに物事考える僕たち側の人として描かれる。そして、その対極としての芸人の姿が鮮明に描かれる。芸人の話ではあるけど、人の生き方におけるうねりが、文脈の中にあって、そのうねりが心地よかった。布団で逆立ちするキリン。ボケてみた。
読了日:04月25日 著者:又吉 直樹
現場を「見える化」する魔法のチェックシート現場を「見える化」する魔法のチェックシート感想
実務的に役立つ例が豊富。実際にいくつか自分の職場用に作り直し実践。将来的な代替案もこの本を参考に作ってみたりしている。そういう意味では超実用的な本。じっくり読み込む本ではない。職場がどのような職場かによって、豊富な例もまったく参考にならない場合もあって、自分の職場に当てはめるにはどの例がいいのかパラパラめくりながら参考になるところを探す読み方がベスト。ただ、仕組みだけで人は動かん。(笑)書いてあることが間違いという意味ではない。超正しいが、それを仕組みとして職員に浸透させることと、仕組みそのものとは別物。
読了日:04月22日 著者:正木 英昭
8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識感想
キャッチーなタイトル。睡眠の重要さは病気を通して思い知った。特に「睡眠不足は免疫低下させる」は無頓着な部分。免疫低下は日常的な蓄積となり色々な疾患のトリガーになる。子供の寝る時間に合わせ、早ければ21時台後半には布団に入る。テレビを観ないのもデカイ。本では実際の睡眠時間と、布団中で過ごしている時間に差があるのはダメとあった。ベッドの中で本を読む僕は、「この時間が至福の時なのに!」と思ったが、相手は科学的根拠。ちなみに認知行動療法が出てくる。これ一人でやるのは難しいらしい。悩んでいる方は是非病院へ。
読了日:04月21日 著者:川端 裕人,三島 和夫
6分間文章術――想いを伝える教科書6分間文章術――想いを伝える教科書感想
実際にやってみた感想。1.やること自体は簡単で面白い 2.それによって文章を書き始める際のハードルは下がるかも 3.普段文章を日常的に書いている人には当たり前の思考の段階なのかも 4.論文や稟議書などに適用できるのかは未知数。結論.枠組み作りにはいいかも。
読了日:04月19日 著者:中野 巧
あなたの歩き方が劇的に変わる!  驚異の大転子ウォーキングあなたの歩き方が劇的に変わる! 驚異の大転子ウォーキング感想
前書?とほとんど同じやん。と思いながら30分で読了。前半は既存諸説への批判反論。真ん中に主張があり、後半にウォーキングの楽しみが書かれている。前半後半は不要と感じた。もっと薄い本か、核となる主張部分に専門の漫画でもっと分かり易い解説をして、同じ分量にできたはず。その辺はさておき、この大転子の使い方を意識した徒歩通勤をまずしてみたい。毎日歩いて通勤しているのでいい機会。運動系の本って読んだだけでは効果ないし。
読了日:04月16日 著者:みやす のんき
P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書)P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書)感想
中身はコンサル系の著書と違いはない。違いは一企業を軸に語られる点。マッキンゼーリクルートなど、ある会社に在籍しただけで本を書くパターンだ。ビジネスがうまくいく法則は、書籍業界では定説的なものがあるんだろう。ただ、そうした一企業を軸に語る本の意味は大きい。「著者がその企業を愛している。」ということ。あなたは職場への愛を語れる?愛される企業には、本質的な哲学がある。本質的な部分を職場文化として根付かせるには、教養・哲学や信念が必要。マネージャークラスでも同様。それを理解して実践する人がどれくらいいるのか。
読了日:04月15日 著者:高田 誠
すべての疲労は脳が原因2 <超実践編> (集英社新書)すべての疲労は脳が原因2 <超実践編> (集英社新書)感想
この本の第一弾は僕が疲労に困っていた時期にすがるように読んだ。それがきっかけで疲労外来を知り、実際に行くなど、行動を起こすきっかけとなった本。結果的には微妙な診断だったけど。(笑)でも、この著者の提案する項目はいくつか実践中。鳥の胸肉は毎朝食べている。効果は、うーん、正直よくわからない。なぜなら別の薬を飲んでるから。読んで害になる本ではないと思うが、科学=正解ではないことを念頭に読まれることをおすすめする。あ、さらっと読んだ感じでは、1冊目に比べ「超」がどれほどの「超」かは判断つかなかった。
読了日:04月10日 著者:梶本 修身
アクション リーディングアクション リーディング感想
パラパラめくって読み終わった本。読書法に悩んでいる人は、アクションしてみると良い。僕はできないというかしない。あ、でも考えてみれば、読書の記事をブログに書きなぐっているからアクションしてるわ。(笑)ただ、努力で読書をするものじゃない。もう一度読みたくなる本は必ず出てくる。それが自分にとっての良書。必要な部分は勝手に記憶に残る。記憶に残らないなら、今は必要ないということ。必要ならまた読めば良い。異なるジャンルの本を読み、不意にアイディアがつながると楽しい。結論は「好きなように読め」ということ。ごめんなさい。
読了日:04月08日 著者:赤羽 雄二
旅のラゴス (新潮文庫)旅のラゴス (新潮文庫)感想
小説の感想って難しいなあ。夜寝る前のひと時をこの小説で過ごさせてもらって、とてもリラックスできた。SF的要素を含みつつ、でも旅を通じて出会う人々とのエピソードが良い意味での凡庸さで、なんだかほっとできるSFだった。もう一度読むとまた違う感想が書けそうな気がする。
読了日:04月08日 著者:筒井 康隆
希望という名の絶望―医療現場から平成ニッポンを診断する希望という名の絶望―医療現場から平成ニッポンを診断する感想
医師が書くエッセイ。題名は医療的だが、内容は世相を斬る本。読むの大変だった。理屈っぽい割に落としどころが曖昧だからかな?著者のいう希望や絶望とは、誰を対象にした話なのか?それが読み取れず。著者はこの世に永続的に続く希望などないと気付いている。この世が本来苦であると理解しないまま持つ希望の先は絶望だということか。色々な話題が出てくるが、どこか突き放した感じで、実は著者自身も、厭世観みたいなものが背景にあり、それが突き放した見方に反映されているのかなと邪推した。そこに親近感を感じた。
読了日:04月01日 著者:里見 清一

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