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ボンヤリズム

Life is the dancer and I am the dance.

【読書】現場を「見える化」する魔法のチェックシート

 

現場を「見える化」する魔法のチェックシート

現場を「見える化」する魔法のチェックシート

 

 

職場で新しい労務管理制度が実施されることになり、今まで結構適当だった自部署の労務管理をどうしようかと思い手に取った。特に残業管理である。

 

結論から言うと、実務的には非常に役立つ例が豊富に載っている。実際に、いくつかの方法を自分の職場なりに作り直してやってみたり、将来的に今やっている方法がうまくいかない場合の代替案もこの本を参考に作ってみたりしている。

 

そういう意味では超実用的な本である。

 

じっくり読み込む本ではない。職場がどのような職場かによって、豊富な例もまったく参考にならない場合もあって、自分の職場に当てはめるにはどの例がいいのかなあってな感じでパラパラめくりながら参考になるところを探すのが良い感じ。

 

実際にいくつかの方法を改変しながらではあるが、実行に移してみて感じるのは、仕組みだけで人は動かんという事実である。(笑)まだ、1か月も経過していないので、結論を出すのは早いという意見もあるかもしれないが、僕は今の方法は無駄に感じていて早々にやり方を変えるつもりでいる。

 

ただし、この本に書いてあることが間違っているという意味ではない。超正しいことが書いてあるが、それをまんべんなく仕組みとして確立して全職員に浸透させることと、仕組みそのものとはやっぱり別物であるということ。

 

そんな中で、この本のタイトルにもある「見える化」という部分は強く共感する部分で、僕も今の部署ではこの「見える」という部分をかなり意識している。特に今まで見えなかった部分や見せなかった部分を、見れるようにしたり見せるようようにしている。

 

ただし、そこにあまりこちら側の意図を示さないようにしている。議事録はそのまま見せるし、データもそのまま見せる。ある程度の意見の相違や、データの意味するところは補足するが、それによって僕が今後どう考え皆にどう動いて欲しいかまでは示さない。

 

理由は2つある。

 

  1. 今は信頼関係を作る時期であるので、見せること自体に意味があるということ。
  2. 見せることにより、行動を変えるスタッフは誰か?を把握したいこと。要は自分で考えて行動に移すことのできるスタッフを探す意図があるということ。

 

短期間で答えの出る仕事ではないが、じっくり取り組むことにより、組織としての強さと、将来を託せる次世代のリーダーを選び出したい意図がある。

 

仕組みだけではなかなか人は動かない場合が多いが、見える仕組みにより得るものはそれなりにあると思う。そうした意味でとても参考になる本だった。ただし、魔法はない。(笑)

 

Life is the dancer and I am the dance.