ボンヤリズム

Life is the dancer and I am the dance.

【読書】P&G式伝える技術 徹底する力 コミュニケーションが170年の成長を支える

 

P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書)

P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書)

 

 

中身はいわゆるコンサル系の人が書く内容とさほど大きな違いはない。違いがあるのは一つの企業を軸に話が語られる点。その企業はP&G。

 

マッキンゼーリクルートなど、いわゆる、ある会社に在籍しただけで本を書くというパターンはよく見る。しかし、P&Gの場合は外資系のいわゆる物販会社だし、コンサル系とは違うんじゃないか?という期待をもって読んだ。

 

だけど、基本は同じだった。だから、まあビジネスがうまくいく法則はある程度、念のため書籍業界ではと限定的にした上で、定説的なものがあるということは言えるだろう。P&G関連で検索すると、その手の本はたくさん出てくる。

 

ただ、マッキンゼーリクルートなんかも含めて、そうした一企業を軸に語る本が多く出ることの意味は結構大きいかなと思う。内容は別にして。その意味の大きさとは、

 

著者がその企業を愛している。

 

ということだ。

 

これってすごいこと。あなたはあなたの働く職場を愛していて、辞めた後もその企業についての愛を語れますか?

 

僕はそのことについてこの本を読みながらすごく考えてしまった。一つ一つの取り組みなんかあんまり頭に入ってこなくて、辞めた会社について熱く語るところがずっと関心の的だった。だって、この人辞めた会社の話をネタに本を書いてるんだよ?それって何なんの?って思っちゃう。

 

愛される企業とはどんな企業なのか?そのエッセンスは基本同じような気がしている。そこには表面的で即時的なテクニックではかなわない、ビジネス以上の本質的な哲学の存在があるんだろうな。

 

そうした本質的な部分を職場の文化として根付かせるには、やはり経営者に教養と哲学や信念が必要だ。経営者じゃなくても、一つの部署を任されるマネージャークラスでも同様だろう。

 

7つの習慣でいうCharacter Ethicの部分だろうね。それを本当に理解して実践する経営者がどれくらいいるのだろうか。僕の職場の上層部にも気づいて欲しいと切に願う春である。

 

Life is the dancer and I am the dance.