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ボンヤリズム

Life is the dancer and I am the dance.

【読書】すぐやる!「行動力」を高める”科学的な”方法

 

すぐやる!  「行動力」を高める“科学的な

すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法

 

 

「感覚と運動の繰り返し」が行動だ。脳はそのパターンを学習する。しかし、脳に入る感覚には優先順位がある。そして、その感覚をコントロールすることで運動パターンを変える。または、小さな運動パターンを変えることで感覚を少しずつ変え、脳が一度学習したパターンを別のパターンに変えていく。

 

いわゆる、脳や体の仕組みへのアプローチによる行動変容のテクニックの本だ。ただ、基本は「感覚と運動の繰り返し」のパターンをどう工夫するかという話が中心だ。

 

そういう意味でライトな感じの、どちらかというと実用書なんだけど、自分を動かすのは本当に「自分」なの?という命題を突きつけられた感もあり、なんとなく読後感は哲学書を読んだ気もしないでもない。

 

しかし、それが逆に妙に何か抜け落ちてるような感覚があって仕方なく、二度目を読んだ。(ある程度流し読みできるようなタイプの本なので)

 

で、抜け落ちてる感じがしたのが「メタ認知」。

 

というのは、この本で言われているテクニック的なものを、誰に教えられるでもなく自然にやってる人たちもいる。もちろん、すごい人たちの中でもまれて学習してきた可能性もあるんだけど、それにしても自律的にこうしたテクニックを駆使できる様になる人はいる。

 

そこで思うのは、その手の人達は、やはり自分の行動が思ってるほど自分の意思の力とか能力によるものじゃないってことを、無意識的にか意識的にか客観的に理解しているんじゃないかとということ。

 

実は、その辺がこの本で語られているような理想的な行動の持続性や修正力にも少なからず影響するのではないだろうか?と思う。本の中の言葉で言うと「わざ」として会得できているかどうか?がその辺に影響するのではないか。

 

環境との相互作用で存在する私たち人間という動物。という謙虚さが実は効率的で効果的なんだということに加え、さらにそれに気づいていることの重要性も考えた。

 

人間の行動変容の奥深さを考えさせられた面白い本だった。いくつか参考に実践してみたい。

 

Life is the dancer and I am the dance.