
自律神経を整える 「あきらめる」健康法 (角川oneテーマ21)
- 作者: 小林弘幸
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/08/29
- メディア: 新書
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この著者との出会いは今では有料になってしまった「ラジオ版学問のススメ」だった。その時は三行日記の本の宣伝でゲストに来てたと思う。
当時、定期的な発熱と普段からの疲労感に悩んでいたので、三行の日記を書くだけで健康になれるの!?という救いを求める気持ちで本を読んだ。続かなかったね。三行日記は。最近、ブログで再チャレンジしてみたけど、やっぱり続かなかった。
続かなかった最大の理由は、効果を感じなかったから。逆に色々考えちゃって、逆効果なんじゃないかと思ったほど。
他にも自律神経が整う CDみたいのもあったし、呼吸法の話も何かで読んだ。
今でもやってるのは呼吸法。でも、特別この人が考えた方法ではなくて、仏教でも昔からある数息観。
で、今回は「あきらめる」。キャッチーというか、仏教の概念じゃん!この手の本は、どの本のタイトルも簡単にできてすぐ健康になれそうなタイトルだね。売れるんだろう。
ちなみに呼吸法はさっき言った通り今でもやっているが、三行日記はやめたし、CDも聞いていない。ただ音楽に関しては、自分はジャズを聴くとリラックスするのがわかった。音楽は人による。
昔はAC/DC聴いて寝落ちすることもあったしね。
とまあ、この著者の知見や意見に触れることで工夫できたり、結果的になるほど自分のやっていることはそういう意味があったのかと再確認はできた。ただ、残念ながら、著作そのものが直接的、実用的に役に立ったものはない。個人的に。
この方のこの自律神経整える系の著作群の意義は、まちがいなくあることはある。自律神経の存在や、その中の交感神経と副交感神経のバランスが大事ということへの知名度と注目度を高めたことだ。そこへの医師としてのコミットメントはすごい。
この本の要点は目次を読めば全てわかるので、まずは図書館で借りるか立ち読みでもしすることをオススメする。
ちなみに、僕自身も自律神経障害と診断されて今治療中だが、積極的にやってることは次の8つ。
- 服薬(メイラックス)する
- 服薬で7〜8時間の良い睡眠をとれている。
- 鳥の胸肉100gを毎日食べる(イミダペプチド)
- 週に数回ジョギングする
- 一日に何度も長い息を吐く
- 暇さえあればジャズを聞き、本を読む
- 仕事で難しい話が来たら「ま、いっか。」「知らんがな。」と考える。
- 毎晩、リビングとキッチンの片付けと拭き掃除を簡単にする
まだ、治ってないけど、上のことは意識してやってる。うんうん、本に書いてあることも結果としてやっているのかもね。
Life is the dancer and I am the dance.