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ボンヤリズム

Life is the dancer and I am the dance.

【読書】人材育成の教科書

読書

 

人材育成の教科書---いま注目の教育メソッド18例

人材育成の教科書---いま注目の教育メソッド18例

 

 

人材育成をちゃんとやっていない事業所や企業なんて、実は山のようにあるんだろうなと思う。あなたの所はどうだろう?

 
ところで、どんなきっかけで人材育成をしなきゃいけないなと組織は考えるんだろう?大企業はさておき、中小企業でだ。
 
もちろん専門的な技術や知識を要する仕事の場合は、仕事を通じて最低限必要な教育がなされるだろう。昔の大工さんとかは、教育なんて概念もなくて、とにかく一緒に働く中で仕事を覚える文化だった。
 
ところが今はそんな方法がなかなか通用しない。大工さんももちろんかなり専門的な仕事だけれど、現代における仕事の質や量、求められる質なんかがずいぶんと精緻化されてきている。にも拘わらず、製品やサービスはコモディティ化している。
 
日常的な業務を高いレベルで維持しつつ、他方で独自性を出していくことが求められる時代だ。
 
人それぞれで学ぶスピードも違うし、能力も違うよねー。まあ、それぞれのペースで頑張ればいいよねー。それとなく儲かるし~。なんて時代ではなくなってるのだ。
 
なので企業として人材育成を真剣に考えるきっかけは、業績悪くてこのままじゃ経営やばい!って時だろう。もっと効率的に日常の業務をしてくれ!それでいながらイノーベションもお願いします!みたいな感じなのかな。経営者は。都合がいいこと。(笑)
 
で、今僕の働いている職場はやばいと思っている。医療というやや特殊な世界なのだかれど、それだけに閉鎖的で、もともと人材育成なんてあまり考えて来なかった世界だ。それこそ専門バカが山のようにいる。
 
なので人材育成を真剣に考えている。組織の中にそう考えている上層部の人がどれくらいいるのかわからないけど、末端の僕でさえこのままじゃやばいと考えている。ちなみに看護師は別格だ。日本看護協会はこの辺のことも真剣に考えていて、教育プログラムを協会として構築している。
 
ところが僕の職域では、そんなものの欠片さえない。なので人材育成を考え始めた。
 
しかし、この本でも触れられているが、人材育成というのは、それ単体では何の意味もなさない。大事なのは次の戦略との連動である。
 
  • 理念の浸透
  • 採用方針と方法
  • 目標設定制度
 
これらの戦略と連動しない人材育成は、たぶん人材育成とは言えないと思う。
 
この本ではいろいろなコンサルタントへのインタビューを元に人材育成が語られているが、すべての人に共通してあるのはこの部分だ。
 
何のために人材育成するの?
 
この問いを真剣に考えられなきゃ、効果的な人材育成なんて無理だろうなと思う。
 
この本の残念な所は、インタビュー相手がみんなコンサルだってところ。自身で事業を行いながらコンサルやっている人もいるにはいるけど、成功話ばかりでなんだかなぁって感じ。もっと泥臭い話読みたかった。
 
本の中で気になった言葉を二つ。
 
  • 運営は考えいるが経営を考えていない(うんうん、うちはそうだ)
  • グッドマンの法則(映画俳優のジョン・グッドマンじゃないよ)
 
ちなみにグッドマンの法則はこちらからどうぞ。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/4d/cdf20dc937eb6c4595418d791d080969.jpg

あ、ジョン・グッドマンだった。
 
本当はこちら。
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